ひむかいブログ

漫画やアニメ、ツクール関連でなんかぼやいています

僕の名前は「少年A」 第26話 感想

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ケンちゃん、いいこといった

きっと自分を含めた読者のほとんどが言いたかった事でしょう。

てかここまで言われてまだダンマリ決め込もうとするなら

最早狂ってるとしか思えませんよ・・・

 

というわけで、26話の感想です。

 

 この回は簡潔にいうと、

独りよがりに囚われている貴志君の目を覚まさせるために

ケンちゃんが起爆剤になった、みたいな話でした。

 

最初はケンちゃん自身が疑心暗鬼になって

また話がこじれる流れになりそうだったけど、

貴志君はケンちゃんを信じていた模様。。

こちらとしても、もうそういうのは本当にお腹いっぱいなので

すんなり和解できてよかったですねぇ。

ケンちゃんとあの小林というマスコミのおじさんは

どうやら事件当時から取材を受けた関係で知り合いだったようで、

ケンちゃんの口から、あのおじさんは信頼できるという情報を聞けたのは

貴志君達にとっては何気に大きいプラス点かもしれません。

 

そして和解した後、頑なに口を閉ざす貴志君に

ケンちゃんの涙ながらの説得・・・

この漫画、大抵誰かは毎回泣いてるだろうという件は

この際置いといて、これを受けてようやく貴志君が重い腰をあげて

「俺のすべき事をする」とかいって動き出すところで今回は終わりでした。

 

引きの演出だろうとはいえ、ちょっと曖昧に終わっちゃいましたねぇ。

冒頭でもいったとおり、ここまで言われたら

普通はもう真実を打ち明けて現実を受け入れようとするだろうけど、

今までの貴志君の行動履歴を考えると、

まだ油断できないところがあるのが悲しいところ・・・

 

てか、例えまだ口を閉ざすにしても、今回でケンちゃんには

真実を打ち明けたので、そこからマスコミのおじさんにも伝わって

いずれにしても真実が明るみにはなる事でしょう。

 

ただ、できれば貴志君の口から明らかにした方がいいですよね。

ただ、真実を打ち明けるにしても、

まずは誰から打ち明けようとしているのかが問題です。

頼むから結衣みたいに先走って先に警察に行ってしまうのだけは勘弁。。

この漫画の警察、マスコミおじさんと比べて

どうもいまいち信用できないです。

 

もし仮にあのメモカとセットで真実を打ち明けたとしても、

自分達の捜査のミスを公開したくないとかで

レブレサックの村長みたいに

「こんなものいらないんですよ・・・」とかいって

証拠のメモカをハンマーで粉々にして隠ぺいしそうで怖い・・・

 

道理的に考えれば、まずは肉親に打ち明けるのが筋かと思います。

さらに欲を言えば、そこにあのマスコミおじさんも同席させて

話を聞いてもらうのが最良かと思うのですが、

あのいろいろと不器用な貴志くんがそこまでやってくれるかどうか・・・

 

貴志君の行動は本当によく分からないんですよねぇ。。

この回のラストページで意気込んでいるのはいいんですが、

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・・・僕はキメ顔でそういった

なんでここで山下息子のビジョンが出てくるのか・・・

まさかこの状況とタイミングで山下息子に会いにいこうとしているとか、

もし本当にそうなら、もう本当にわけが分からないです。。

でも今回ばっかりはさすがに、

本来のするべき行動をしてほしいものです。

 

ただ、個人的な心配どころは

既に佐々木結衣の名前が世間に公開されている事・・・

もしかしたら、これがこの先、真実を公開することへの

足枷になりそうな気がします。。

 

というわけで、今回の僕Aの感想でした。