教室での脅迫騒動さえなければ
ここら辺で一区切り最終回とかいけたろうになぁ・・・
と思ってた矢先の出来事でした。
結局そこらへんは収集つけられなかったみたいで、
完全になかったことにして強引に終わっちゃいました。
・・・せめて打ち切りだと思いたい。
これが作者と編集者の出した円満な終わり方なら
もう完全にあちゃちゃ~な作品の1つとして
読者の脳裏に刻まれたのではないでしょうか・・?
31話でお互いの為として結衣との関係を完全に断ち切りました。
うん、そこはいい。
確かにもうその方がいいとは自分も前々から思ってました。
で、その後。
貴志母の意向により結局学校に通い続ける事になった貴志君。
でも今まで結衣優先で脅迫騒動に対する
学校やクラスメートへのフォローは完全放置で
逃げるように退学しようとしていたので
もちろん学校での評判は悪いままなのですが、
それでも河合さんや「山崎おはよう」の人には
分かってもらえたみたいで、貴志君に歩み寄ってもらえた・・・
ってところまではまあよかったんですけどね。。
これで後は、山下息子の脅迫のよる貴志君の行動によって
傷ついて不登校になってしまった女の子や
それを見ていたクラスメート達への謝罪とかフォローとか
それら辺が一区切りして、
あとは河合さんと好い仲になるエピソードつけたら
そこらで最終回にしてもいいんじゃないだろうか・・・
でもなかなか難しそうな問題だから
これも一筋縄ではいかないだろうなぁ・・・
・・・と思ってたら、こうきました。こうきちゃいました。。
まさかなかった事にしてしまうとは・・・
やっぱりあの脅迫騒動って、完全に蛇足だったんやなぁ。
自分も最初はそう思って、
その辺りの回だけは感想記事にしなかったのですが、
そのうちなんとかフォローする展開とかくる事を信じて
そのまま見続けていたのだけど・・・
やっぱりダメだったんやないかい(^^;
やっぱりアレって、単に貴志君の苦しむ姿が描きたいという
作者や編集の悪ノリが生んだ暴走だったんだね。。
まあ真実は定かではないけど。
でもアレさえなければ、奇麗にとまではいかないけど
それなりに筋が通る最終回にはなったとは思います。
でもそれでも、せめてもう一話、
河合さんや山崎おはよう君とうまく仲良くなるエピソードつけてから
今回の最終回に入ってくれればまだ納得はできたかもしれません。
ぶっちゃけ河合さんに関しても
いきなり恋人同士になって同居してるとか、
なんだこの打ち切り感漂う唐突な展開は・・・
そしてあとひとつもやっとくるのが、
結局貴志に対する世間の評価はどうなったのか、
そこの描写も全くないまま終わっちゃった事。
あれから結衣側も世間に真実を告白したという
明確な描写はなかったけど、
講演会ぽい舞台で打ち明けていた辺り、
多分世間にはもう結衣の事も伝わっているとは思うのですが、
それを聞いた後の貴志への風評はどうなったのか、
せめてそこだけは描写してほしかったですねぇ。。
それにしても、結衣の告白があっても
終始でまかせだとシラを切りとおした警察って・・・
ここら辺もあんまりスッキリしない原因の一つですね。
ってわけで、結局最後までスッキリしない
僕の名前は少年Aの最後の感想でした。
・・・と感想の総括。