今更な2018秋アニメの感想『RELEASE THE SPYCE』
ようやく一区切りした豊作の2018秋アニメ。
終わってみれば個人的に覇権だったのは
これらの最終回の動画は、この正月休みの時期も相まって
もう10回以上はみたような気がします（＾＾；
が、前の記事で他のアニメにも反応して語っていたので
どうせなのでそこらへんの感想もやっていこうかなと思ったのでした。
あまり実感的なものはないのですが、
このリリスパの最終回も気が付けば動画で2～3回は見たので
ゾンサガ、ゴブスレに次ぐお気に入りアニメだったのかもしれません。。
確かに最後は、進級して三年になったと思われるモモが
新しい弟子の子を見つけて師匠となり、ツキカゲメンバーも
いろいろと変わって新生ツキカゲになってミッションにあたるってところで
終わるという、余韻を残した終わり方になっていたので、
もし続きがあるなら普通に見たいところです。。
・・・が、気になる点を言わせてもらうと
まず例のメイの内通者騒動が、結局なんのひねりもなく、
最初に立てた予想どおりの二重スパイの展開であったところと、
最後の黒幕との決戦が、結局モモ一人で片付いたところ・・・ですかね。。
文鳥さん・・・ラスボス的ポジションなんだから
もう少し強いと思ってた。。
まあ、モモの方は仲間にいろいろと託されて
アドレナリン全開の気合MAX状態だったのに対し、
文鳥さんはモモを、恐らくだけどツキカゲ最弱と甘くみて
油断していたという決定的なテンションの差があったとはいえ、
ツキカゲメンバーで最弱評価のモモひとりにやられてしまうなんて・・・
てっきり楓とのコンビ、もしくはゴエさんを入れて三人で
戦う熱い団体戦になるかと思っていました。
戦闘シーンはバリバリにかっこよかったのですが、
できればやっぱり仲間と力を合わせて倒す的な
感じの方がよかったですね。。
メイのスパイのやつも、ちょっと残念でした。。
ちょっと無情な事を言ってしまいますが、
あれで本当に敵側になっていたら、
リアルの方でメインキャラとしてキャラソンまで出ていたキャラが
敵側に寝返った裏切り者ってのも、ある意味斬新で
話題になってたかもしれない・・・って思ったら、
このセオリーどおりな結末はちょっと
もったいなかったんじゃないかなぁって、思ってしまいます。
まあそれはそれとして、敵組織のモウリョウを壊滅させてからの
後半の雪師匠のツキカゲ卒業で師匠離れのシーンですが、
ツキカゲの記憶を消して一般人になるという選択をしたにも関わらず
最後でモモのことを覚えているみたいな描写がありましたね。。
もしかして完全に記憶が消えるわけでもないのかなと思って、
ちょっと見返してたところ、
70という数字があるところを察するに、
多分３割程度はすっすらと記憶が残ってるといった感じなのでしょうか。
あのタカヒロ氏脚本のわりには、
妙にあまゆるい優しい展開だなと、ちょっと意表をつかれました。
あまゆるいといえば、あのモウリョウのボスの文鳥さんも、
あの1話の敵側の男や、エモいエモい言ってたギャングのおじさんには
即刻実験体にしたり、容赦なくその場でぶった斬ったりして
徹底的に手際よく処分してたのに、
ツキカゲ勢に対しては妙に回りくどいやり方で
処分しようとして、結局そこを突かれて逃げられて
誰一人倒せなかったという失態を犯してしまってたのも、
ちょっと残念なところでした。
それとあとは、言わずもがな、テレジアちゃんの扱い・・・
ってわけで、ハッピーエンドで終わったのはいいのですが、
その代わりに文鳥さんのツキカゲに対する
詰めの甘さも目立ってしまった感じで、
シナリオ上でハピエンにする為に強引に無能にさせられてしまった感が
漂ってくるのが、正直ちょっと残念なところであります。
でもそれを含めて興味がわいて
何回か動画を見返したりしていたので、
なんだかんだで楽しめていたのかなと、客観的に思っていたりします。
あと最後に、このRELEASE THE SPYCEのOP
『スパッと！スパイ＆スパイス』も
ゾンビランドサガの『徒花ネクロマンシー』と同じくらい
お気に入りのOP曲でした。
