ひむかいブログ

漫画やアニメ、ツクール関連でなんかぼやいています

回復術士のやり直し 16話 感想

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『ケヤル』という男

完全にケヤル1人の独壇場となった16話~

多分17話もそうなると思うのですが・・・

・・・いや、これからもずっとそうなるか。

基本的にチート無双系の漫画だし(^^;

 

ってわけで今回はこのケヤルという主人公に

スポットを当ててみようと思います。

 

 まず始めにこのケヤルという男、外観的には13才くらいの少年だが

時間遡行してきているので実年齢は18歳くらいの成人さんです。

で、その中身はというと・・・

まあ控えめにいってガチクズだと思います。

とはいっても、途中までは境遇上こう歪んでしまっても

仕方ないかなと共感した時期もありました。

現に今回の16話だけを見た限りでも、

村人数人を人質に、こっちを無抵抗にさせた上で

殺そうとしてくる奴等相手には、開き直って牙をむくのも

仕方がないと納得するところではあります。

↑のゲス顔も、虐げられたときのトラウマで

怒りな悲しいときも無意識にこういう表情に

なってしまうからだというのも理解はしています。

パニックになると、意図しなくてもついヘラヘラと

顔だけが笑ってしまうタイプの人みたいな感じ・・・ですかね。

なので、そこをみる限りでは、表面上は悪ぶっても

中身は一端の正義の心を持った

アンチヒーローのように見えるのですが・・・

 

クレハの話を境に、この男は本当にガチクズだと認定しました。

まずはっきりいうと、この男は慈愛よりも平和よりも、

復讐と性交が何よりの快楽・・・というか生き甲斐ともいえるくらいで、

それを一番に優先して行動している節があります。

 

この漫画までの話の部分だけでも、あのクレハの話で

誤解が解けて、ケヤルにまっすぐで誠実な忠義を誓っていたにも関わらず、

そこからさらに自分に都合のいいように記憶を書き換えて

洗脳レイプしてしまうという、フォローのしようのない悪行を

やってしまうんスよね・・・

しかも彼女、フレア王女と違って全く罪のない善良な人間なんスよね・・・

 

って事でここが、レイ・ペンバーを殺した夜神月の時と同じように、

主人公を悪党と認識するターニングポイントになり申した。。

そして、ネタバレになるから言わないけど、この先もこういう事が・・・

 

ただ、18禁の鬼畜エロゲー主人公のように

最初から鬼畜というキャラ付けでやりたい放題やってるなら

ある種の背徳感でカタルシスを感じたりもするのですが、

この主人公・・・これで鬼畜とは全く逆の

英雄というキャラ付けらしいんスよね・・・(^^;

 

これは、一人の回復術士が前世の知識と回復《ヒール》で最強になり

 すべてを掴む英雄譚。』原作文引用

 

なので、エロシーンとかあっても、エロゲーと違って

不愉快さが増すという悪循環が自分の中で起こっています。

 

てか、もしかしたら散々やりたい放題女を貪りつくした挙句、

英雄として全部思い通りに名誉とか金とかいろんなものを手に入れてハピエン♪

・・・なんていう、最ッ高に胸糞な終わり方をする可能性もあるから怖いです。

 

まぁそういう意味合いでは

これから先どうなるか気になっているキャラでもあり・・・

ただこれがいい意味でなのか、悪い意味でなのかは自分でもよく分からなス。。

 

ってわけで、今回はこの辺て゛。