ひぐらしのなく頃に業 第二話 感想

ピントがずれてる！(言葉通り)

ちょっと出遅れましたが、ひぐらしのなく頃に第二話感想。

昔のリメイクかと思ったのですが、どうやら新しいシリーズっぽい感じに

なってきたので、もう素直に感想言っちゃっていいかなって思いました。

ってわけで、旧作一期から礼の賽殺し編まで見た私めの感想になるので

ネタバレ勘弁って人はここで退散した方がいいかもです。

んでもって第二話見た感想なのですが・・・

冒頭でいきなり前回と場面が変わり、梨花ちゃんのおやしろ空間から始まって、

本来登場予定にないおやしろさまこと羽入も出てきて

いろいろと想定外の会話が始まります。

その会話ですが…いや、まず会話よりも声の方ですが、

ここの素の梨花ちゃんの声が、旧作の今までの無駄に低くてきどった声ではなく、

見た目通りの年相応の声になっていたことが個人的には嬉しかったです。

今だから言うのですが、今までこれがずっと受け入れられなかったんですよね…

ループ…いや今の言い方だと『死に戻り』と言った方が分かりやすいですかね…

それを繰り返して精神年齢がすっかり熟成したからって、

身体は一応子供のままなのに声まで熟女にする必要はないだろと

ずっと突っ込んでいたのがようやく修正されたって感じです。

どうかこれからも、このスタンスでお願いします。

んで会話内容ですが、ざっくりいって

旧作で困難乗り越えてハッピーエンドを迎えたんだけど、

それから梨花ちゃんが中学生？くらいに成長したところで

何やら殺されるか死ぬかしたみたいで、また死に戻りして

このおやしろ空間に戻ってきた？って話っぽい。

ただ、羽入自体はもういなくなった…のかな？

で、そこにいるのはその羽入の残り香といえる存在みたいで、

もう昔のようにいろいろと介入はできないようです。

いや、もしかしたらシレっと介入できたりするのかもしれないですが…（＾＾；

てか、自分が視聴した最後の賽殺し編で、もう死に戻りはしないと、

次に死んだら、もう普通の人間と同じようにおとなしく死を受け入れるって

事になってたはずだったのですが、結局こうしてまた死に戻りが発動した模様。

そして鬼隠し編の最初、本編でも一番最初の頃に戻って

またニューゲームする事になってしまった梨花てゃん。

で、結局は鬼隠し編をなぞるように話が進んでるわけですが、

なんだかちょくちょく本来の鬼隠し編と違う展開が見えてきます。

まず一話の部活が、ジジ抜きだったのが宝探しになってたところ。

一見大したことのないように思えますが、

思い返してみると、最終決戦の最後に梨花ちゃんが鷹野を説得しているところで、

その説得の過程でジジ抜きを話の引き合いに出すシーンがありました。

なので、もしかしたらこの変更をした事で、少なくとも

説得内容が大きく変わる事になるのでは…と思ったのですが、どうなのでしょう。

もしかしたらこのときの鷹野の絡み自体が変わる事になるのかも。。

あとは圭一が、過去の鬼隠し編のときにやらかした自分の罪を

チラッと一瞬フラッシュバックするように、おぼろげながら覚えていた点と、

あとレナの様子。。。

二話の段階で、何回か突如レナがボーっとする場面があったのも

鬼隠しのときにはなかった点です。

このレナの行動、初見の人からみたら不気味に見えるかもしれませんが、

もしかしたらこのとき、レナも圭一と同じように

鬼隠し編のときの自分の結末がちらっとフラッシュバックしたのかも…

しかもレナの事だから、もしかしたら圭一以上に

鮮明に鬼隠しの時の記憶が見えたりしたのかもしれないですね。

としたら、レナのこれからの行動も鬼隠しとは違ってくるのかもしれません。

あとは…

なんか富竹のおじさんが綿流しの梨花ちゃんの舞の前に別れたのと

鷹野さんの初登場タイミングも、鬼隠しのときとは違うような気がします。

ここのところは正直はっきり覚えていないので、

あくまでそんな気がするってだけの話になるのですが…（＾＾；

ただ、そうなると富竹と鷹野も鬼隠しのときと運命が変わってくる可能性が…

梨花ちゃんがあらかじめ何か仕込んだのかな…？

まあこれは次の三話ですぐに分かると思いますので、

それまで待つ事に致しましょう。。

てか、このときの梨花ちゃんの舞がやたらと作画凝ってて

すっごいリアルに動いてた…こりゃおじさんも感激ってモンです。

ってわけで、以上が二話の感想でしかね。。

そういえばちょっとメタな話になるのですが、

今回の話でリメイクではなく続編になるというのが分かったのですが、

それに対して自分みたいなひぐらし古参の人達が

今作がひぐらし初見になる人達に、やたらと旧作をみろと薦めてくるのを

みかけるようになったのですが、同じ古参として自分的には

初見の人達の反応にも興味があるので、それを潰すような事はしたくないし、

制作者や原作者の人も、「初見の人にも分かるようになってるので大丈夫」と

コメントしてたので、無理に旧作を見る必要もないのではと…。

第一、ひぐらしを知らない今の世代が約14年前の旧作を見ても、

きっと当時の作画やノリが古臭くてついていけないんじゃないかとも思います。

今作の第一話の圭一達の日常の会話シーン辺りをニコ動で見たときも、

旧作に比べてかなりノリは抑えられてたのにも関わらず、

なんか痛々しいとか、そういうコメントがちらほらあったので、

あれ以上にきつい旧作の日常のノリには到底ついていけないんじゃないかと…

正直自分も、旧作の一期は今見るとちょっと辛いものがあって

途中で退散しました。

てゆーか実は自分、元々は漫画から入ったので

アニメの方はそんなに思い入れはなかったりします。。

ただ、二期からは普通に割と受け入れられたのですが、

最初の一期初見のときは、漫画とはあまりにもクオリティが違い過ぎて、

見終わってすっごいガッカリしたのは覚えています。

なので、個人的に初見の人に旧作薦めるのには反対なのですが、

もし仮に薦めるとしたら、少なくともアニメの一期だけは絶対にないですね。。

せめて二期からならOKかなと。。

一期の方は、代わりに薦めるとしたら漫画の方が絶対にいいかと…

って、なんかちょっと話が脱線してきましたね。

変な方向に話が行く前に、この辺で失礼します。

それではそれでは。