ひむかいブログ

漫画やアニメ、ツクール関連でなんかぼやいています

オーバーロード 一期 感想

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骸骨=ヘビメタという風潮・・・YESだね!

 

今更ですがアニメ『オーバーロード』を一期から二期まで

一気に視聴しました。

 

ただ、ニコ動で見たのですが一期の方はついつい

動画最後の『次の話へ』の誘導から一話ずつ金を払って観る形だったので、

気が付けば結構ポイントを無駄に消費してしまいました。

まとめパックで購入すれば800ポイントくらい安く済むはずだったのに、

のめり込みすぎて、ついついやってしまいました・・・

 

ちなみに二期はニコ動のdアニメストアにあったので

そこから一気に全話視聴で問題ナッシング。

 

 そんでもって感想ですが、ぶっちゃけていいますと

面白かったですねぇ・・・はまりましたですねぇ。。

 

ただ原作派の人達からいうと、すっごく端折ってる所が不満点みたい。

原作読んでない自分からすれば普通に楽しめたのですが、

原作の小説は、一巻が1200円越えの結構高い値段で売ってあるっぽいので、

きっとかなり事細かに丁寧に書かれてあるんでしょうねぇ・・・

 

結構語りたいこといっぱいあるんですが、

まずは一期の感想から・・・

 

とその前に、あらすじ説明とかは省いちゃっていいかな?

まともに話すと長くなるのですが、

まあ簡潔にいいますと、最近流行りの異世界ものというか なろう系の話で、

主人公の鈴木悟がサービス終了間際のオンラインゲーム

VRMMORPG『ユグドラシル』で

モモンガという名で、自分達の作り上げたげーム内のギルド

アインズ・ウール・ゴウン』のナザリックなんとかという館内?で

愛着のあったゲームの最後の時を、物思いにふけりながら迎えたわけだけど、

その時、何故かゲームが終わらずにギルドごと丸々異世界に転移したという、

そんな話です。

 

んで、なんやかんや会話があって、主人公のモモンガからアインズ様と改名し

『アインズ・ウール・ゴウン』をこの異世界の中で轟かせるという

目的で動き出すわけです。

でもアインズ様のNPCキャラの配下には世界征服を願っているものだと、

ちょっとアンジャッシュ的な解釈のズレはあるけど

まあ内容はあんまり変わらないからいいのか・・・な?

 

アインズ様や他の主要の配下の強さは、

ゲームで散々やりこんでたおかげで皆LV100カンスト

武器防具もガチの最強フル装備で、配下のNPCキャラもみんな同じ感じで

忠誠度とか好感度的なものもMAXで内部崩壊の心配もない

まさに至高の存在と言えるのに対して、

 

この転移先の異世界の人間のレベルは、

英雄クラスと言われている人間で、レベル数字に例えてLV30くらいと、

かなり強さの度合いが離れていて、つまり主人公側は完全にチート状態。

セオリーどおりの異世界チートものな設定です。

子どもや10代の若者世代には、こういうチート無双ものがウケるらしいのですが、

自分的にはこれが唯一の、この作品のマイナス点・・・

 

じゃあ面白い点はなんだったのかというと、

主人公のモモンガ改めアインズ様が、

忠誠心MAXの配下達の期待に応えるべく、表面では

絶対的な指導者としてふるまうのですが、内面は一般人なので

一人のときや心の中とかで時折出る素の反応のギャップとか、

設定が、難し過ぎず、軽すぎず、の絶妙なラインで

なりたっていて、キャラも多彩でいろんな形の群集劇が楽しめたりとか

そんな感じでかなり興味を惹かれました。

 

特にクレマンティーヌ・・・

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溢れ出る強キャラ感・・・(異世界住人視点)

このオーバーロードを観るきっかけにもなったのですが、

このキャラが特に気に入りました。

(↓きっかけ動画)

【オーバーロード】クレマンティーヌのまとめ ② - ニコニコ動画

 

人殺したり拷問するのが大好きな清々しい程の悪キャラで

強さも異世界の人間の中ではトップクラスの女戦士で

しかもスタイルもよくて顔も(悪役っぽく顔芸もするけど)可愛い部類に入る。

そしてなにより声がすばらしい・・・

 

まあそんな彼女もさすがにチート性能である

アインズ様の前ではゴミくず同然と言わんばかりに

ギュッとしてグシャ(圧死)ってされたのですが、

正直こんなあっさり退場させるには

あまりにもったいないキャラでした・・・

 

声優さんの演技も相まって、めちゃ強キャラ感というか大物感というか、

そんなオーラが漂ってたし、設定上ではLV30くらいだったらしいけど

戦士としての天性的な素質や技量の高さ、

そして独自の戦闘スタイルで繰り出される洗練された動きとか、

その点を踏まえたら実際はLV50代くらいの強さは

あったんじゃないだろうか・・・

リミッター解除したナーベラル・ガンマにはさすがに勝てないだろうけど、

冒険者補正の入ったナーベやイビルアイとは

同格なのではってくらいには強かったようにみえました。

 

それだけに、戦いの内容では勝ってたのに

圧倒的なチート性能の前では全て徒労に終わる・・・

というのが、自分としてはちょっと萎え要素。。

 

例えるとトップレベルの格ゲープレイヤーが操る格ゲーキャラに

ダメージ無効+一発即死攻撃持ちのチートキャラを使って

強引に勝利しちゃう格ゲー初心者という、なんかそんな感じの

虚しい光景が浮かび上がってきて、なんとも言えないのでありました・・・

 

他にもこのシーンとか・・・

【対ハムスケ】

www.youtube.com

どこかの誰かさんも言ってたけど、

圧倒的なチートってつまんないものだ・・・

 

まあ終盤辺りの洗脳された配下のシャルティア戦では

同じレベルカンストの強さを持つ者同士の拮抗?した戦いが見られるのですが、

やっぱりどうしてもクレマンティーヌの方が

圧倒的にキャラが濃かったので、こっちの方が印象に残るのでした。。

 

 

ってわけで、以上オーバーロードの感想でした。

近いうちに二期の感想もいきたいと思います。