ゴブリンスレイヤー 一通り見た感想

大群は囮にこそ使うべきだ

えっ？うん、だからそうして・・・

はい、改めて明けましておめでとうございます。

新年早々ですが時間が空きましたので

一記事丸々使ってゴブリンスレイヤーの感想をやりたいと思います。 

 今までネタバレに配慮して中々思うようなコメントが

できなかったのですが、アニメが漫画版の最新話の一つ手前くらいまで

進んでくれましたので、もう心置きなくやっちゃいます。

文庫の方は見ていないのですが、先を知ってしまうと

もしアニメ二期や劇場版があったとき、楽しみが半減してしまうので

あえて見ないようにします。

ってわけで無事最終回まで見終えたのですが、

すばらしく奇麗に終わってくれました。

ゴブリンロードの台詞や心の声がほとんどなかったり

漫画通りの進行じゃなかったことに一部のファンたちからは

不満の声があがっているみたいですが、

自分的にはむしろ、このゴブリンロードを倒して

酒場のやりとりで締めくくる終わり方でよかったと思います。

ロードの台詞や心情のカットは、正直自分も残念なところはありますが、

それはそれで演出として一役かってたのではないでしょうか。。

というわけで結果的にはプラマイ0かなと思っております。

それにしても、この最後のロード編のエピソードは

いろいろと盛り上がりどころがありましたねぇ。

まず今まで関わって来たNPC的な冒険者たちが

みんな勢揃いで仲間になってくれるシーンは、

RPGゲームのラストバトル前で今まで関わってきた人達が

協力したり激励したりするシーンを彷彿とさせられましたし、

今まで戦ってきたホブ、シャーマン、チャンピョンなどの

ボス的存在の敵が中ボスオンパレードみたいな感じで対峙するところもまた

ゲームの終盤っぽい雰囲気が感じられましたです。

そして敵味方総出の総力戦もすごく見応えありました。

そして最終話でのラスボス的存在のゴブリンロード戦。

この最終話はいろんなところが

最初の一話と対照的になっていたような気がします。

まずタイトルが

一話『ある冒険者たちの結末』

最終話『ある冒険者の結末』

一話では、冒険初心者で未熟だった女神官ちゃんの絶体絶命のピンチを

ゴブリンスレイヤーさんこと、ゴブスレさんが助ける展開だったのが

最終話では、ロードに追い詰められたゴブスレさんを

今までのゴブリン討伐で立派に成長した女神官ちゃんが助ける展開に。。

そしてラストが、一話では凄惨な感じだったのが、

最終話では、希望に満ちたハピエン的な感じで

締めくくられていたのが実に印象的でした。

『だから運なんかじゃないです。絶対』

残った伏線とかも特になく、恐らく今期アニメの中では

一番きれいな最終回だったのではないでしょうか。

このゴブリンスレイヤーの最終回も、ゾンビランドサガと同じく

気づけば何回も繰り返して見ていますので、

自分的にはゾンサガに次ぐお気に入りアニメだったと思っております。

ちなみに繰り返してみてるのは、このゾンサガとゴブスレだけなので、

個人的な覇権アニメはこの二つになりますでしょうかねぇ。。

しかし、本当にきれいに終わってくれました(そればっかり（＾＾；

今回の防衛戦で共に戦ったり、皆の前で素顔を晒した事がきっかけで

みんなが興味津々にゴブスレさんに集まってくるところとか、

『これからもずっと、助けて欲しいと言ったら助けてくれます』

みんなに囲まれて最後にゴブスレさんが笑うところ・・・

『そうか・・・そうだといいな』

最後の最後でゴブスレさんが報われたみたいで

微笑ましかったですね。

あと、あの超勇者ちゃん御一行も、漫画や

多分文庫よりも出番があって扱いに恵まれていたところも地味に高評価。

なんだかんだ可愛くていい子なので、もし続くのなら

そちらでもちょくちょく出てきてほしいものです。

・・・ってわけで以上、

ゴブリンスレイヤーの感想でした。

個人的には女神官ちゃんがこれからさらにどう成長して

活躍してくれるのか、この部分が楽しみであります。